文科省が中学生のスマホ持ち込み容認へ

6月24日、文部科学省の有識者会議で、中学校へのスマホ持ち込みを容認する3条件が提案されました。2009年から現在までは、小学校と同様に「原則禁止」でしたが見直しをはかりました。なおこの提案は、7月中に全国の教育委員会に通知されますが、参考としてであり強制力はないとのこと。

持ち込み容認のための3条件

①管理方法や紛失した場合の責任を明確化すること
②閲覧対象を制限する「フィルタリング」を保護者責任で設定すること
③危険性や正しい使い方を適切に指導すること

他にも、保護者の同意書、登校時に鍵つきロッカーに入れる、校内での使用制限なども考えられると提言。大切なのは、生徒がルール作りに関与することを促すことであり、これらを参考に生徒・保護者・学校の三者が合意をしたうえで環境整備を求めました。
また今回の会議で、小学生は通学範囲が狭いこともあり、2009年の「原則禁止」のままにとどめました。

2020年6月現在

これまでは、遠距離通学の子どもが特例として、通常の連絡手段用の携帯電話を持っていました。しかしスマホの普及に伴い、通学距離に関係なく子どもにスマホを持たせる親が増えています。近年は自然災害も増え、18年の大阪府北部地震が登校時間だったこともあり、緊急事態の備えとして持たせる考えもあります。今回文科省が、スマホの持ち込みを条件つきで容認の方向に動いたのはこの流れを受けてのことでしょう。

3条件を見てみると、①は必要でありトラブルの場合に有効と思われます。
しかし②については、しっかり守られない可能性があります。なぜなら、フィルタリングをすることで通常の使用まで制限される場合があり、スマホを使う中学生にとって不便だからです。現在は改善されましたが、以前フィルタリングによってLINEが使えないということがありました。これはフィルタリングを作った会社の審査基準にLINEが触れてしまったためです。ですので、フィルタリングについては改良が必要ですし、そうならない限り使用者がこっそり解除する可能性があります。
そうなると③の重要性が高まり、はじめに教えるだけでなく定期的な更新が求められます。これがデジタルネイティブではない親世代には難しい部分です。このブログや私のツイッター(@tae_smartphone)で発信していきますので参考にしてください(^^)

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